
肩こりの原因?ストレートネックを簡単に治すには
ストレートネックとは何か知っていますか?

肩こりの原因ともなるストレートネックとは、本来ゆるやかにカーブしているはずの頸椎のカーブが失われ、真っ直ぐになった状態をいいます。
レントゲンなどでわかりますが、頸椎の前湾角度が通常では30〜40度以上なのですが、30度以下になっているのです。
慢性的な肩こりや頭痛・首の痛みなどに悩まされている人の多くがこれにあてはまります。
ストレートネックになる原因は?

ストレートネックになる主な原因は、日常生活でのうつむき姿勢や猫背にあります。
パソコンなどの作業やスマートフォン操作を長時間している人に多く見られ、それ以外ではスポーツや普段の生活などで無理な姿勢をとったりする場合にもストレートネックになってしまうことがあります。
いずれも首が自然な生理的角度を失ってしまうことが原因です。そのため、骨盤や足の歪みに起因することもます。
ストレートネックを解決するには

ストレートネックの解決法として、実は身近なものを使って行えることがあります。
枕を替えて、首や頭が楽になったという経験はありませんか?
今回はバスタオルを使ったタオル枕を使います。
タオルを二つに折りたたみ、はしからクルクル巻いてロール状にします。
このタオル枕を首の後ろにはさむように寝ます。
隙間なく、首が自然なカーブになれば大丈夫です。
枕といっても頭でなく、首を支えるのが、ストレートネック用タオル枕です。
では、これを首の下に入れ、実際に寝てみましょう。
顎が上がりすぎてつらかったり、首の下に隙間がないか、気持ちのいいところで調節してください。
最初は、そのまま寝たりしないで、5分〜20分程度で少しずつ様子をみることです。
急に無理をするのは逆効果になる可能性がるので気を付けましょう。
さらに、この首枕をして頷くように前に首を少し動かしてみます。
また横にも動かすなど簡単なストレッチを行うのも効果的です。
寝る時の枕も合うものを選ぶのが大切ですが、ストレートネックの人が疲れのとれる体勢は横向きなのです。
まとめ
ストレートネックにならないようにするには、常日頃の自分の姿勢を見直したり、パソコン作業などで無理な姿勢を取りつづけないなどの予防が大切です。
もし、首や肩の凝り、頭痛などの不調があるストレートネックとなっている場合も、ご紹介したタオル枕などや簡単ストレッチなどのセルフケアで改善することも可能です。
また普段使っている枕も見直してみるといいでしょう。
ストレートネックには、日頃からのセルフケアも大切です。
また、一人で悩んでいないで、専門家のいる整体院などに相談してみることもいいのではないでしょうか。
自分では気づかない姿勢や癖を知り、アドバイスしてもらうことで、ストレートネックの早い改善につなかるかもしれません。