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貧血対策としての食事のあり方を考える

貧血対策としての食事のあり方を考える

貧血の原因は、特殊な病気でない限り、鉄分の不足が強く関係しています。

女性の場合、月経による出血も関係があり、貧血改善のためには食事による鉄分の補給は欠かせません。

血液を作るためには



血液(赤血球)を作るには、鉄分だけでなくタンパク質やビタミン類も必要になります。

食品に含まれる鉄分には、ヘム鉄と非ヘム鉄との2種類があり、ヘム鉄の方が吸収されやすい点に注意しましょう。

ヘム鉄は、レバーや肉や魚に多く含まれ、非ヘム鉄は、野菜や乳製品や卵に多く含まれています。

鉄分が多いとされるホウレンソウは、非ヘム鉄であるため、非ヘム鉄を含む食材のみを摂取することは吸収が良くない点に注意が必要です。

非ヘム鉄を効率よく吸収するには



非ヘム鉄を多く含む野菜類から鉄分を効果的に吸収し、造血に役立てる場合、 ビタミンCやタンパク質も合わせて摂取する必要があります。

また、ビタミンB12や葉酸も、造血に寄与する成分ですから、合わせて摂取することが推奨されます。

ビタミンB12は、海苔や魚介類あるいはレバーに多く含まれ、肉類や牛乳や卵にも多少含まれますが、野菜類には殆ど含まれません。

葉酸は、レバーやウニや海苔に非常に多く含まれ、ブロッコリーやホウレンソウあるいは枝豆や納豆にも多く含まれます。

過剰摂取は禁物



レバーは、ヘム鉄もビタミンB12も葉酸も多く含むため、造血に大きく寄与する食品ですが、 過剰摂取になると胎児に悪影響を与えるビタミンAやビタミンDも多いため、やや控えめにする必要があります。

特に妊娠中の女性は、レバーを多く摂ると、レバーに含まれるビタミンAやビタミンDの過剰摂取になることがあり、胎児の形態異常のリスクを高めるとされます。

健康の維持には、バランスが必要なので栄養のかたよりには気をつけましょう。

もし仮に、貧血の度合いが重度である場合、食事の内容を配慮するだけでなく医師への相談やサプリメントの利用を考えることもお忘れなく。

サプリメントの利用を考える場合、ヘム鉄を含むタイプと非ヘム鉄を含むタイプとがあるため、用途に応じて選びましょう。

まとめ

サプリメントは、飽くまでも栄養補助食品ですから、基本となる食事の内容を充実することを優先的に考えるようにしましょう。

貧血改善には、鉄分だけでなくタンパク質やビタミン類も必要であったことを思い起こし、自分の状態に合った食事内容を設計する必要があります。

それは、食材の種類を正しく選別して組み合わせる設計だけでなく、食材に含まれる有効成分の計量的設計も必要であることを意味します。

そしてさらに、自分の身体の状態(妊娠や持病や体質)を考えて、危険な要素を除外することも必要になります。

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