キレキュア

カラダの中からキレイを作る 春レシピ〜イチゴとクコのクリーミーデザート〜

カラダの中からキレイを作る 春レシピ〜イチゴとクコのクリーミーデザート〜

薬膳コンシェルジュ協会 代表理事 杏仁美友

現代栄養学と中医栄養学のちがい

わたしたちは外食をしたり、料理をつくるとき、カロリーやビタミンなどの栄養素をもとに選んだりしますよね。「風邪予防にはビタミンCがいい」とか、「ゴボウは食物繊維が多い」などの知識も現代栄養学によるものです。

しかし、薬膳ではそういった現代栄養学のルール以前に、独特のものさしを用いて食材の性能をみます。そのものさしが、五味(ごみ)・五性(ごせい)・帰経(きけい)です。初めて聞く方も多いと思いますので、それぞれご紹介しましょう。

五味・五性・帰経とは・・・?

五味は酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味(かんみ:塩辛い味)です。なお味によって効能もかわり、たとえば酸味は汗や尿などの体液が漏れ出るのを防いだり、筋肉を収れんさせる作用があります。

五性は食材の持つ寒熱性を寒・涼・平・温・熱の5段階に分けたものです。カラダを冷やす作用が高いものが寒性で、温める作用が高いのが熱性、そして寒や熱にも属さない、穏やかな性質を平性といいます。

帰経は食材がどの臓腑に関連があり、どこに効きやすいかを表したものです。たとえば日本人の主食であるごはん(うるち米)の帰経は脾・胃です。脾は脾臓だけではなく、消化機能の全般を指すのですが、これによってごはんは消化に良く、胃の働きを高めるというように読み取ることができます。

旬の食材で肝臓のケア



今回、旬のイチゴをメインにした簡単デザートを作りました。イチゴの五味は甘酸で、五性は涼、帰経は肺・胃・肝です。カラダに必要な水分を補い、肺の機能を高めてのどにうるおいを与えたり、消化を促進したり、肝にこもった熱を冷ましてくれます。

なお、クコの実も肝に帰経し、うるおいをチャージしてくれる果実です。一緒にソースにすることで色味もマッチし、食べやすいデザートになります。春は五臓の中でも肝の機能が活発になるので、肝ケアできるスイーツです。

イチゴとクコのクリーミーデザート作り方レシピ

-材料



・イチゴ…4個(100g)
・クコの実…5g
・ギリシャヨーグルト…80g
・クリームチーズ…50g
・砂糖…大さじ1 
・レモン汁…小さじ1
・ミント…(飾り用。なくても可)

-作り方

1:クコの実は大さじ2の水につけてふやかしておく。



2:ヨーグルト、クリームチーズ、砂糖をまぜ、器にいれる。



3:1とイチゴ3個、レモン汁をミキサーで撹拌し、2にかける。



4:飾り用のイチゴ1個を食べやすい大きさに切り、ミントを添えて出来上がり。



冷やすとより美味しくいただけます。

薬膳コンシェルジュ協会 代表理事 杏仁美友

一般社団法人 薬膳コンシェルジュ協会 代表理事
杏仁美友

1972年東京生まれ。
漢方薬や薬膳で自身の体調不良を改善したことをきっかけに、漢方や薬膳の世界に興味を持ち始める。

2011年に薬膳コンシェルジュ協会を設立し、学んだ知識がすぐに役に立つ薬膳の資格講座の運営にも力を注いでいる。

テレビ・雑誌・ラジオなどの取材、大手外食レストランチェーンの薬膳メニューの監修、総合情報サイト「All About」公認漢方・薬膳料理ガイド、薬膳サプリの商品開発、食材性能PR、講演会なども精力的におこなう。

「こころに漢方を、くちびるに薬膳を」をモットーに、身近な食材を使ったカンタン薬膳やわかりやすい漢方の知恵を紹介している。

杏仁美友サイト http://kyonin-miyu.com/
薬膳コンシェルジュ協会サイト http://www.y-concierge.info/

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