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【前編】菅井悦子さん特別インタビュー 「自分の身体を創ることで、意識が変わる。自信がつく。」

【前編】菅井悦子さん特別インタビュー 「自分の身体を創ることで、意識が変わる。自信がつく。」


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プロフィール・経歴紹介

高校在学中に雑誌『non-no』(集英社)の専属モデルとしてモデルデビューを果たし、依頼、様々な女性ファッション誌や様々なメディア・CMで活躍している菅井悦子さん。

2009年にヨガインストラクターの資格を取得して以来、モデルに加え、ヨガ講師(レストラティブヨガ、マタニティヨガ)としても活躍されており、 書籍出版やワークショップなどを通じて、多くの女性たちに美とボディメイクのメソッドを伝え続けています。

~ダイエット経験をきっかけに、『本当の美しさ』とは何か?~

様々なエピソードを伺う事ができました。


厳しい食事制限をした結果、生理が止まってしまい、健康を害してしまった

ー高校生からモデルデビューされたとのことですが、モデルとしての長いキャリアの中で思い出に残るダイエットのエピソードはありますか?

若い頃は、本当にありとあらゆるダイエットを試しました。

23歳の頃、「成功した!」と思ったダイエットは、ジムでトレーニングしながら、糖質と脂質をほぼ完全にカットするというものでした。そして、厳しい食事制限をした結果、痩せました。

ただ、女性らしいメリハリのあるカラダではなく、薄っぺらな少年のような身体になってしまったんです。でも、当時は「痩せた」ということに満足していましたが、生理が止まってしまい、健康を害してしまったんです。

「これじゃいけない」と思い、慌ててそれまでカットしていた脂質や糖質を摂ったところ、すぐに生理は戻りましたが、あっという間にリバウンドしてしまいました。

完全にカットしていたので体は飢餓状態。カラカラに乾いたスポンジに脂質も糖質も吸収がどんどんされていくイメージです。トレーニングもやめたことで筋力は落ち、代謝が落ちたので、リバンドが加速されたのです。

当時は、なぜこんなにリバウンドするのか?という基本的なことも知りませんでした。

ー当時の写真を見せてもらうと、「これが菅井さんですか?」と目を疑うほど、今の菅井さんとは別人の体型でした。

仕事柄、身体を整えなくてはいけないので、その後もパーソナルトレーニングやリンパドレナージュ、エステにも行き、断食もしました。色々なことをやっても全然痩せないので、どうしようかと悩んでいたんですね。

とにかく『痩せればなんとかなる』と思っていた時代です。 そんな時、昔からの知り合いのトレーナーさんから「なんでも食べていいよ」って言われて、今までの私からすると、衝撃的な言葉でしたけれど、信じてその指導通りにしました。もちろん、運動も同時にしますが、それがとても簡単な運動で、しかも2週間に1回という、今までとは全く違うものでした。

その結果、2ヶ月で8キロほど痩せ、結果的には10キロ痩せました。

トレーナーさんに「食べていいよ」って言われた時にダイエットの呪縛が解かれたのだと思います。

「精神的なものって、すごく大きいものだな」と、つくづく思いました。 「食べてはいけない、食べたら太る」と思い、ダイエットをしていた頃は、実は無意識に食べていたのだと思います。「ちょっとならいいだろう」という、「ちょっと食べ」が多かったんですね。

自分では、食べていないと思っているので、始末が悪いです。(笑) それが20歳半ばの頃でした。 あまりにも急に痩せたので、周囲の人達から、病気じゃないかと心配されました。 ボディメイクをしながら、というよりも、ただ「痩せた」のです。

自分のプラスにする為にヨガを学んだ

ー生理が止まってしまう程のダイエットは、過酷で想像できないです。その経験を踏まえた上で、現在の健康的でキレイな痩せ方(カラダ)になる為に出会ったものは何ですか?

「モデルだけで人生終わりたくないな。」と感じて、これからの自分に何かプラスアルファが欲しいなと思いはじめた時期が、20歳代後半です。

自分のプラスにするために、何か学びたいと思ってヨガを始めました。ヨガはサンスクリット語だったり、特徴的な言葉を多く使いますし、ポーズの名称も何もかも知らなかったんですよ。それだったら「勉強しよう!」と思って始めました。ただ、ただ、学びたいと言う動機です。知らないから勉強したいと言う気持ちが大きかったですね。

インストラクター養成が終わってすぐにクラスを持ち始め、多種多様なクラスを持ち、そして学びました。

見せ方、作り方ひとつで、身体は変わる

ヨガを行うことで基礎体力はついていたのですが、30代半ばになり、夏になると体重が減り、減ればなんとかなっていたはずの身体が、体重が減りにくくなり、かつ減ったところで減って欲しいところが減らなくなってきていることに気がつきました。

その頃は、体重の増減、つまり、体重が美しさの基準だと思っていましたので、常に体重を気にしていましたし、食事も内容よりカロリーを気にして食べていました。

体重が同じでも、体型が変わらないという現実に直面し、『どうすれば美しい体になるのか?』と悩んでいた時に、フィットネスモデルコンテストにて優勝を経験したことのある今の夫との出会いがありました。

出会ったとき、著書の製作(撮影)が控えていたため、必死で断食をしていたのですが、「なんでそんなに頑張っているのですか?」と気軽に言われてしまったんですよね(笑)きっとものすごく肩肘張って、窮屈にしてたんでしょうね(笑)

20歳代で「食べると太る」という呪縛から解放されていたのに、30歳代では体重に縛られていたんです。 夫の言葉で体重を気にすると言う呪縛からも解放されました。 そして、夫から「見せ方、作り方ひとつで、身体は変わる」と教えてもらいました。

肩を若く作ることで、数歳も若く見えるし、背中を鍛えることで顔のたるみがへり、小顔になれるなど新しい気づきが得られました。 また、理論的に説明してくれる身体の仕組みがとても腑に落ちて、彼の指導のもとウェイトトレーニングを始めるようになりました。

トレーニングの成果はすぐに現れ、バランスのとれた、美しい筋肉がついた身体に変化していったんですよ。そうすると代謝が上がって、体温も上がり、食べても太りにくい身体になっていきました。

自分の身体としっかり向き合い、理論をきちんと理解してからトレーニングすると、身体がしっかり変化していくことを体験しました。

ーなるほど!食べないイコール「ダイエット」ではないですし、ただ運動するだけではなく、身体のどの筋肉をどう使うか、どんな形が美しいかなど、理論を理解してトレーニングすることが大切なんですね。そういえば、菅井さんは「食育指導の資格」も取られてますね?

私自身もたくさん迷いましたが、 「食事は大事ですよ!」って伝えても、何を食べたらいいのか良く分からないし、迷っている人、困っている人、何回も失敗する人をたくさん見てきました。

キレイな身体を作るためには、食事はとても大事です。栄養と運動はセットになっていて、美しく、健康でいるためには食事と運動と筋力が絶対に必要なんですよ! 何をどう食べたらいいのかをちゃんとお伝えしたくて、食育指導の勉強をさらに深めています。

まとめ

前編では20代の過度のダイエット経験から得た経験など、ヨガとの出会いを伺う事が出来ました。後編では菅井さんが行っているヨガのスタイルや仕事の意義などをお伺いしていきます。

【後編】菅井悦子さん特別インタビュー 「自分の身体を創ることで、意識が変わる。自信がつく。」はコチラ


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菅井悦子さんのInstagram

https://www.instagram.com/etsuko313/

UBYのFACEBOOK
https://www.facebook.com/pro.fit.tokyo.UBY/

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